
最近、VS CodeやCodexを使ってファイルを編集するようになり、「Git」という言葉をよく見るようになった。
名前だけだと難しそうだけど、役割はそこまで複雑ではない。Gitは、ファイルの変更履歴を残しておくための仕組みだ。まずは何が便利なのかをざっくり見ていこう。
Gitとは

Gitは、ファイルの変更履歴を管理するためのツールだ。公式には「分散型バージョン管理システム」と呼ばれている。
簡単に言えば、作業中のファイルにセーブポイントを作るようなもの。いつ・どこを変えたのかを記録し、必要なら以前の状態を確認できる。
プログラムだけでなく、CSSや文章などのテキストファイルも管理できる。俺の場合は、WordPressのCSSをローカルで管理するときに使い始めた。
Gitがあると何が便利?

直接ファイルを編集していると、変更後に表示が崩れたとき「どこを直せば元に戻るのか」が分からなくなることがある。
Gitで区切りごとに記録しておけば、変更前後の差分を確認しやすい。うまくいかなかった変更を見つけたり、正常だった時点へ戻したりできるのが大きな利点だ。
毎回「style-old.css」「style-final2.css」のような別名コピーを増やさなくても、履歴をまとめて管理できる。
GitとGitHubは別物

GitとGitHubは同じものだと思いやすいが、役割が違う。
Gitは自分のPC内でも使える変更履歴の管理ツール。GitHubは、Gitで管理しているデータをネット上へ置き、共有やバックアップなどに使えるサービスだ。
つまり、Gitだけでも履歴管理はできる。GitHubを使うと、別のPCから確認したり、ほかの人と共同作業したりしやすくなる。
GitHub自体については、こちらの記事で簡単にまとめている。
GitとGitHubの間でよく出てくる「リポジトリ」も、別の記事で初心者向けに解説した。
次は、最初に覚える言葉を2つだけ整理しておこう。
最初は2つだけ覚えればいい

初心者のうちは「リポジトリ」と「コミット」が分かれば、Gitの全体像をつかみやすい。
リポジトリは、Gitで履歴を管理するプロジェクトの入れ物。コミットは、その時点の変更を履歴として記録する操作だ。
基本の流れは、ファイルを編集して、残したい変更を選び、コミットするだけ。ブランチやマージなど難しそうな言葉も出てくるけど、最初から全部覚える必要はない。
Gitは、コードを書く人だけの難しいサービスではなく、ファイル編集の履歴を安全に残すための道具だ。まずは「変更したらコミットする」感覚から始めれば十分だと思う。






